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糸かけマンダラ

ありがたいことにこの夏休みのあそびやさんが毎回満席になる中で、ぽっかりと一日だけ、一人しかお申込みがない日がありました。それが今日。そしてその今日に限って、なんとそのお子さんは10:00スタートのところ時間をまちがえて、朝9:00に我が家のピンポンを鳴らしたのでした。私がパジャマのまま髪もボサボサで庭を見ると、なんだか幸せそうに鼻歌まじりの男の子が入ってきます。その状況すべてが可愛いすぎて面白すぎて。神様のいたずらというか、かわいい天使がウィンクしながら舞い込んできたように見えました。


時間を間違えたことに気づいたお母さまが慌ててご連絡を下さいましたが、この日だけは他に参加者がなかったので、そのまま9:00に始めることにしました。そして、一対一だったので、テーマも自由にしました。一人分の材料ならアトリエには何だってあるのです。


彼は、やりたかった糸かけマンダラに挑戦しました。じっくりたっぷり時間をかけて、糸かけの法則や色の重なりの計算をしていました。糸の太さによる見え方を研究したり、キリで板に穴を開けたり、その細い穴に太い毛糸を通す方法を考えました。最終的に、作品は小物かけになりましたが、これがひとつ完成するまでに、本当にたくさんのことに触れているなーと思いましたし、それをじっくり見ていることができて私もとても面白かったです。


糸かけマンダラ

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