魔法のつえ
今日のテーマは魔法のつえ。もうだいぶ前になりますが、街のお祭りで当時小学生だった男の子が、魔法のつえを手作りして売っていたんです。それは木の棒をナイフで削った物で、持つところには飾りが彫ってありました。古めかしいこげ茶色でペイントしてありました。とてもきれいにできていたので私は本当に感動して、それで一本買いました。
一緒にいた娘は当時3歳くらいで、その魔法のつえをとても気に入りました。それからしばらくはそれをいつも持ち歩いていました。疲れて歩けない時も、このつえを一振りするとたちまち元気が湧いてきて、シャキシャキ歩き出すのでした。私はどれだけそのつえに助けられたか!
そのつえが忘れられなくて、今回このテーマをやってみることにしました。今回の私のねらいは、このつえを使って、自分が何を願うのか。それを考えるチャンスになったらと思いました。どんな夢も願いも、自分の中にはっきりと描くから叶う。そう思います。
みんなそれぞれの魔法のつえができました。超ミニサイズのもの、継ぎ足して長くなってるもの。ペンで色を塗ったり毛糸を巻いたり。シールやスパンコールを貼ったり。それぞれの世界です。この魔法のつえで何を叶える?「好きな人だけの世界を作る!」「プール付きの家に住む!」「お金持ちになる!」「お金があっても仕方ないんじゃない!」じっと考えてる子もいます。この辺のはなし、落ち着いて、もっともっと掘り下げたかったな~。
今回の材料は、ホームセンターで買ってきた木の棒を私がカッターで削って、それが土台になってます。7本削ったら手に豆ができましたが、無心になって木を削るのは楽しいものです。みんなも削るとこからできるようになったらいいな!この楽しさを味わってほしいです。
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